ファナックは4月9日、山梨県忍野村の本社でサーボモータの部品加工を担う新工場を建設すると発表した。
120億円を投じて、延床面積5万5000m2の新棟を建設中で、9月の完成を予定している。新棟には、本社にある2棟の既存工場を統合し、サーボモータの部品加工について効率化を図り、内製化も推進する。
新棟では月産15万台分の部品加工を手がけるほか、サーボモータの組立も行う。
■新工場の概要
建設地:山梨県忍野村(本社)
投資額:120億円(生産設備費用を除く)
延床面積:5万5200m2(鉄骨造、地上3階建)
生産能力:サーボモータ用部品加工(主にモータシャフト、フランジ)15万台/月
サーボモータ組立(小型モータ、内蔵ブレーキユニット、検出器)
完成時期:9月(予定)