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ヤマタネ/東京・兜町で茅場町駅エリア最大級の複合ビル着工

2019年05月22日/SCM・経営

ヤマタネは5月21日、グループ会社の山種不動産が、平和不動産、ちばぎん証券と共同で「(仮称)日本橋兜町7地区開発計画」を進めてきたが、5月1日着工したと発表した。

<「KABUTO ONE」外観>

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<建物低層階の外観>

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<建物計画断面図>

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<計画地位置図>

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建物名称は「KABUTO ONE」に決定した。

この事業は、東京メトロ東西線・日比谷線「茅場町」駅直結という交通利便性の優れた立地特性を活かし、オフィス・店舗・金融貢献施設(ホール・カンファレンス、ライブラリー・ラウンジ)などから構成される大規模再開発。

事業の特徴は、地下1階では整備予定の地下接続通路を通じて、東京メトロ東西線・日比谷線「茅場町」駅に直結。地下1階・地上1階には飲食店舗を中心とした店舗を整備し地域の賑わい創出に貢献する。

また、地上2階にはオフィスエントランスおよびオフィスを計画。金融貢献施設である地上3階には投資家と企業との対話交流促進拠点となるライブラリー・ラウンジ、4階には株主総会・IR 説明会などに対応するホール(約460m2、天井高約8m、500人規模)および複数のカンファレンスを整備。地上6階から15階は茅場町駅エリアで最大級の約1898m2の基準階専有面積となるオフィス計画。外装デザインは、高さ約31mの位置に表情線を描き、大手町・日本橋から兜町に連なる金融軸として連続性を表現し、永代通り沿いの魅力的な都市景観に貢献する。

その他、高規格オフィスによる高い機能性を持ち、防災機能の強化、BCP対策支援を行う。災害時の帰宅困難者支援として一時待機場所の確保および防災備蓄倉庫を整備し、地域の防災力向上に寄与する。歩行者回遊空間の整備や環境負荷の取り組みも行う。

なお、「KABUTO ONE」の名称には、江戸期より日本経済の中心として栄え、世界有数の経済圏へ成長した日本経済のまさに心臓として躍動し続ける兜町、“これまでも、これからも、兜町が日本経済において不変の始まりの地=基点であり続ける”という想いを託している。

■計画概要
所在地:東京都中央区日本橋兜町7番
交通:東京メトロ東西線・日比谷線「茅場町」駅直結
主要用途:事務所、店舗、集会場、貸会議室、駐車場
階数:地上15階、地下2階、搭屋2階
構造:地上S造、地下SRC 造(一部S 造) 中間層免震構造
敷地面積:約3345m2
延床面積:約3万9170m2
オフィス基準階専有面積:約1898m2
事業者:平和不動産、山種不動産、ちばぎん証券
設計監理(意匠・設備):三菱地所設計
設計監理(構造):大林組
施工:大林組

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