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川崎汽船/EGA社とのボーキサイト長期航海傭船契約を開始

2019年07月02日/国際

川崎汽船は7月2日、グループのKLPL社が運航するケープサイズ型ばら積船「MV Cape Taweelah」が、揚げ地のPort Khalifa,UAEに到着したと発表した。

<Port Khalifaに入港するMV Cape Taweelah(EGA社提供)>

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MV Cape Taweelahは、KLPL社がエネルギー産業以外でUAE内最大のアルミニウム生産企業「Emirates Global Aluminium社(EGA社)」と締結したボーキサイト長期輸送契約の第一航海船。

ギニアでの積み荷役を完了し、6月23日にPort Khalifa, UAEへ無事到着した。

EGA社では、従来、アルミの生産で原料のアルミナを輸入していたが、アルミナ精錬工場をPort Khalifaに隣接する同社敷地内に建設し、ボーキサイト輸入からアルミニウムまでの一貫製造を可能にしている。

川崎汽船はEGA社に対して、今後年間500万トンのボーキサイトをギニアからUAEへと輸送する予定で、安全面・コスト面で最適の海上輸送サービスを提供し、EGA社のプロジェクトの成功に寄与するとしている。

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