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ZMP/物流支援ロボットに自動運転向けクラウドサービスを連携

2019年07月09日/IT・機器

ZMPは7月9日、CarriRo(キャリロ)AD(自律移動モデル)に、自動運転車や宅配ロボット向けの予約管理、配車システムとして実績のあるクラウドサービスROBO-HIとの連携を発表した。

<クラウドサービスROBO-HI連携イメージ>

20190709zmp - ZMP/物流支援ロボットに自動運転向けクラウドサービスを連携

CarriRoとROBO-HIの連携機能としては、主に運用状態の可視化と複数台同時制御の二つがある。

運用状態の可視化では、リアルタイム稼働状況の監視と生産性レポートの二つからなっている。リアルタイム稼働状況の監視では、リアルタイムで各CarriRoの位置情報、走行ステータス、バッテリ残量などが把握できるようになっており、CarriRoが人から離れた場所にいたとしても、直ぐに状況が把握でき、対策がとれるようになる。

また生産性レポートでは、稼働時間、走行距離、などの情報を日次、週次、月次などの区分でデータとして集計することができ、各CarriRoの稼働率の把握から費用対効果の計算まで管理することが可能となる。

複数台同時制御では、倉庫や工場の中でCarriRoを同時に複数台使用する場合に、相互に一定のルールに基づいて走行させることや、特定の場所にCarriRoを呼び出すような使い方をすることが可能となる。これにより、円滑な相互の協調動作や、人の動きと合わせたインタラクティブな動作を行うことが出来るようになり、より生産性の向上に貢献する。

このサービスは2019年下半期のリリース開始を予定。詳細のサービスプラン、販売開始時期についてはZMP World 2019の2日目7月24日10:40~11:10 「導入効果の可視化、同時複数台制御を可能にする、CarriRoの新クラウドサービス、ROBO-HI連携とネットワーク環境提供における協業の発表」で紹介する。また、実機によるデモや運用方法についても同時開催の第1回CarriRo EXPO内で説明するとしている。

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