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日本郵船/JFE向けの次世代省エネ型ばら積み船を建造

2019年07月10日/IT・機器

日本郵船は7月10日、ジャパン マリンユナイテッド(JMU)と次世代省エネ型ばら積み船1隻の建造契約を締結したと発表した。

新造船はケープサイズバルカーで、2021年に竣工予定。完成後はJFEスチールと締結した長期用船契約に基づき、鉄鉱石や石炭の太平洋トレードに投入される。

NOx(窒素酸化物)排出規制(TierIII)やSOx(硫黄酸化物)排出規制などに対応すると同時に、JMUの従来船と比較し貨物スペースの増加と燃費低減を両立した次世代省エネ船とする計画。

温室効果ガス排出規制のEEDI(エネルギー効率設計指標)については、2020年以降の契約船に適用されるPhase2レベルを先取りし、環境に配慮する。

また、JFEスチールが開発した石炭カーゴホールド耐食鋼を採用し、耐食性の向上を図る。

■新造船の概要
全長:299.9m
全幅:50.00m
深さ:25.00m
総トン数:10万8900トン
載貨重量トン数:21万1000トン
船籍:パナマ

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