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農業総合研究所/新千歳空港に農産物集荷拠点を開設

2019年07月18日/3PL・物流企業

農業総合研究所は7月6日、新千歳空港に生産者が直接農産物を持ち込める集荷拠点を開設した。

<集荷場の外観>

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<道内の生産者による野菜の搬入>

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<JALコンテナへ集荷した野菜を積み込む>

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<JAL空輸便へコンテナを積み込み、関東圏へ輸送(写真はイメージ)>

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新施設は日本航空(JAL)と共同で実施している農産物流通事業の拠点で、さらなる流通量の拡大と物流の効率化を図るために開設。施設の運営はJALが手掛けている。

集荷場には、空港近郊のほか、北海道内で生産・収穫したトマトなどの果菜類、トウモロコシなどが集荷され、即日、JAL空輸便で羽田空港を経由して関東圏内スーパーマーケットの産直コーナーで販売される。

空港内に集荷場を開設したことで、空港近郊の生産者からの農産物出荷を促し、収穫から出荷までのリードタイム短縮を実現。

また、農業総合研究所の農産物販売プラットフォームと、JALのネットワークとスピードを掛け合わせることで、通常3~4日を要する北海道からの農産物輸送の短期化を可能にした。

農業総合研究所とJALは、8月上旬にも旭川空港内に集荷場の開設を予定。2空港での集荷場事業を皮切りに、農産物集荷でも業務拡大と連携強化を図っていく方針だ。

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