東京建物は10月7日、自社で開発する物流施設のブランド名称を「T-LOGI(ティーロジ)」に決定したと発表した。
<ブランドロゴ>
T-LOGIの「T」は、社名や企業理念「信頼(Trust)を未来へ」、「運ぶ(Transport)」の頭文字をとったもの。
ロゴマークには「T」の文字を力強く伸びやかなアーチを用いて象徴的に表し、顧客と共にさらなるステージへと進む架け橋となる様を表現した。
<T-LOGI久喜完成イメージ>
ブランドの第1弾として埼玉県久喜市で建設中の「T-LOGI久喜(旧称:久喜物流施設プロジェクト)」は、東北自動車道や圏央道のインターチェンジから至近に立地。地上4階建て延床面積7万700m2を計画しており、2020年6月の竣工を予定している。
< (仮称)綾瀬物流施設プロジェクト位置図>
また、神奈川県綾瀬市の東名高速自動車道「綾瀬スマートIC」付近で実施する第2弾の「(仮称)綾瀬物流施設プロジェクト」については、10月から既存建物の解体工事に着手しており、2022年春の地上4階建て延床面積1万1700m2の施設完成に向けてプロジェクトを推進している。
このほか、東京建物は横浜市都筑区と東京都あきる野市、千葉県習志野市で新たな物流施設を開発する計画を打ち出しており、開発規模を首都圏1都3県の計5棟に拡大した。
■T-LOGI久喜
建設地:埼玉県久喜市河原井町8(住居表示)
交通:東北自動車道「久喜IC」2.0km
圏央道「白岡菖蒲IC」3.4km
敷地面積:3万3100m2
構造規模:鉄骨造、地上4階
延床面積:7万700m2
設計施工:鴻池組
着工:5月15日
竣工:2020年6月末
開業:2020年7月
■(仮称)綾瀬物流施設プロジェクト
建設地:神奈川県綾瀬市深谷上8-24-8(住居表示)
交通:東名高速自動車道「綾瀬スマートIC」2.5km(2020年度上期開通予定)
敷地面積:1万1700m2
構造規模:鉄骨造、地上4階
開業時期:2022年春頃