郵船ロジスティクスは10月15日、成田国際空港で医薬品における航空輸送認証基準である「CEIV Pharma認証」の取得に向けて、成田国際空港が結成する「成田空港コミュニティ」に参画すると発表した。
郵船ロジスティクスは医療・医薬品物流の強化をグローバルで進めており、2016年11月にアムステルダム・スキポール空港で日系物流企業初のCEIV Pharma認証を取得するなど、GDPに準拠したオペレーション拠点を各国で拡大している。
成田国際空港でCEIV Pharma認証を取得し、高品質な医療・医薬品物流サービスをより拡充することで、顧客のニーズに応えるサプライチェーン・ロジスティクスサービスをグローバルに展開する。
CEIV Pharma認証(The Center of Excellence for Independent Validators in Pharmaceutical Logistics)は、国際航空運送協会(IATA)が策定した、医薬品の航空輸送品質認証。
医薬品の航空輸送におけるグローバルでの統一基準として、世界各国のGDPを包括的に網羅した内容となっており、高い輸送品質を保ったサプライチェーンを構築することを目的としている。