東京汽船が5月15日に発表した2020年3月期決算によると、売上高118億2500万円(前年同期比7.0%減)、営業利益1億7000万円(80.7%減)、経常利益5億300万円(60.0%減)、親会社に帰属する当期純利益3億円(70.1%減)となった。
曳船事業の売上高は89億100万円(5.1%減)、営業利益は5億3500万円(42.4%減)だった。
横浜川崎地区、東京地区、横須賀地区、千葉地区ともに、ほぼ全ての船種で入出港数が減少し、減収。利益面では、原油価格の急落により燃料費が減少したものの、用船船舶の新造船への代替によって用船料が増加。さらに全地区での大幅な減収が影響し、減益となった。
2021年3月期の連結業績予想は、新型コロナウイルスによる影響を現時点で合理的に算出困難なため、未定としている。