センコーグループホールディングスが11月6日に発表した2021年3月期第2四半期決算によると、売上高2734億4900万円（前年同期比3.1％減）、営業利益96億4100万円（6.8％減）、経常利益97億6700万円（3.8％減）、親会社に帰属する当期利益57億2600万円（11.0％減）となった。
セグメント別では、物流事業は、ディスカウントストア、ドラッグストアなどのチェーンストア関連の物量増があったが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、ファッション関連や、住宅関連、ケミカル関連、学校給食・外食産業向けの冷凍冷蔵食品の物量などが大きく減少し、売上高は1880億6800万円と対前年同期比81億3000万円の減収となった。
拡販、経費削減ならびにコスト改善・生産性向上に努めたが、営業利益は85億5900万円と対前年同期比2億4900万円の減益となった。
その他事業では、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、ホテル、フィットネスジム、デイサービス、飲食店などの利用者が大きく減少し、売上高は78億4600万円と対前年同期比１億2000万円の減収、営業損失は2600万円と対前年同期比9億3200万円の減益となった。
通期は、売上高5850億円（2.6％増）、営業利益202億円（2.2％減）、経常利益200億円（3.6％減）、親会社に帰属する当期利益114億円（5.6％減）を見込んでいる。
