日本通運は12月16日、中国国内現地法人である日通国際物流(深圳)が、11月1日より社名を「日通国際儲運」に変更し、ロジスティクス専業会社として新たに営業を開始したと発表した。
深圳日通は1994年7月の営業開始以来、深圳エリアでの、航空・海運フォワーディング、倉庫配送、トラック輸送業務、重機建設関連業務等を展開し、顧客のサプライチェーンをサポートしてきた。
今回、同社は中国全土(香港を除く)における国内物流事業に特化するために、航空・海運フォワーディング部門を日通国際物流(中国)深圳支店に移管し、中国国内のロジスティクス業務に専業化することで営業およびオペレーションの深化・効率化を目指す。
それに伴い、ロジスティクス業務に特化した会社であることを訴求するため、中国語で倉庫と配送という意味を持つ「儲運」を取り入れ、深圳以外の地域も業務エリアとするため「深圳」を外した「日通国際儲運」に社名を変更したもの。
今後、中国全土での既存顧客の深耕、アパレル・生活消費財を中心とした国内物流および重機建設関連業務の取扱拡大を目指す。