商船三井は12月22日、安全運航への意識向上を目的とした「One MOL 安全キャンペーン 2020」を9月~2021年3月にかけて開催していると発表した。
キャンペーンは、新型コロナウイルス対応のためオンラインで開催。これまで、世界6拠点の商船三井船員を対象としたカンファレンスや全運航船を対象としたキャンペーンを実施しており、池田社長をはじめ、商船三井とそのグループ会社役職員等の関係者が多数出席し、参加した船員とともに商船三井グループの安全運航について活発な意見交換を行った。今後も2021年3月までに同様の取り組みを7回(計13回)実施する予定。
2020年度は「You are the KEY PERSON」をテーマに掲げ、2017年以降のテーマ「STOP and THINK MORE」を実践するKEY PERSONとコロナ禍で海運業を支えるKEY PERSONとしてさらなる安全文化醸成を促した。また、7月にモーリシャス島沖で発生したばら積み貨物船「WAKASHIO」の座礁・油濁事故についても全参加者と情報を共有し、安全運航を担うKEY PERSONとして海・陸一丸となって取組む決意を新たにした。