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Hacobu/ナカムラロジスティクスがトラック予約サービス採用

2021年03月10日/IT・機器

Hacobuは3月10日、トラック予約受付サービス「MOVO Berth(ムーボ・バース)」がナカムラロジスティクスの大井物流センターに導入されたと発表した。

大井物流センターは、東京湾岸の複合型冷蔵倉庫団地「東京水産ターミナル」内にあり、食品加工品や食品原料を扱っている。2020年10月に「MOVO Berth」を導入した。

同センターではバース(荷捌き場)を入庫用と出庫用で分けて運用しており、入庫ではバースの有効活用や施設内で待機しているドライバーへの連絡手段の構築が、出庫では待機車両の増加によるドライバーからのクレームが、それぞれ課題だった。

<MOVO Berth導入で、ドライバー待機時間が削減。コロナ禍の非接触対応でも効果>
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今回、MOVO Berthの導入により、事前にどの運送会社が何時にやってくるか把握可能になったことで、庫内の事前準備ができ、バースの有効活用を実現。その結果、繁忙期の12月に運送会社やドライバーからの長時間待機のクレームが無くなり、庫内従業員の残業時間も昨年対比87.9%と削減された。また、フォークリフト作業にも余裕が生まれ、外装破損による預かり荷の買い取りも減少した。

このほか、大井物流センターでは「MOVO Berth」のオンライン受付機能を、HACCPに則した衛生管理や、コロナ禍の受付スタッフとドライバーの非接触ツールとしても活用している。

<MOVO Berth>
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MOVO BerthはLogistics Cloud「MOVO」のアプリケーションの1つで、トラックバースの予約や物流施設での入退場受付をオンライン上で管理する仕組み。入出荷情報の共有化、車両平準化、トラックの待機時間の削減を行うことができる。

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