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福山通運/3月期の売上高2.6%減、営業利益は2.9%増

2021年05月11日/決算

福山通運が5月11日に発表した2021年3月期決算によると、売上高2855億1800万円(前年同期比2.6%減)、営業利益211億4500万円(2.9%増)、経常利益224億6600万円(2.8%増)、親会社に帰属する当期利益153億2000万円(18.6%増)となった。

の売上高は2513億3900万円(3.0%減)、営業利益は190億2700万円(2.0%増)となった。

運送事業では、6月に前橋支店(群馬県)を開設し、輸送品質の向上のための集配拠点整備に努めてきた。12月には広島主管支店のリニューアルと合わせて、業務の省力化や荷物の正しい計量・計測を実施するため、自動計量・計測機能を備えた高速自動仕分装置を導入した。

また、2021年3月には1台で通常の大型トラック約2台分の輸送が可能となる「全長25mダブル連結トラック」を福山主管支店(広島県)と福岡流通センター(福岡県)間で3路線目の運行を開始し、幹線輸送の効率化を図るとともに、安治川口駅(大阪府)と盛岡貨物ターミナル駅(岩手県)間で、4往復目となる専用ブロックトレイン「福山レールエクスプレス号」を運行させ、CO2排出量の削減による地球環境負荷の低減やドライバーの労働環境改善にも積極的に取り組んできた。

流通加工事業の売上高は184億4400万円(4.7%増)、営業利益は32億700万円(21.2%増)となった。

国際事業の売上高は78億7900万円(4.7%減)、営業利益は3億400万円(14.5%減)となった。

次期は、売上高2895億円、営業利益213億円(0.7%増)、経常利益219億円(2.5%減)、親会社に帰属する当期利益156億円(1.8%増)を見込んでいる。

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