日本ロジステックは7月1日、同社初の冷凍冷蔵倉庫「厚木低温物流センター」を、6月30日に竣工したと発表した。
「厚木低温物流センター」は、テナント企業のニーズに応じてオーダーメイドで設計したBTS型物流施設。
冷凍冷蔵倉庫は、温度と湿度を一定の範囲内に維持するための構造や設備が必要となるため、常温の普通倉庫よりも複雑となり、電力についても、通常の倉庫に比べてより信頼性の高い電力供給が求められる。
同社では、オンラインによる食料品販売の増加のほか、医薬品やワクチン、化学品の保存などで最新技術を備えた冷凍冷蔵倉庫の需要が拡大傾向にあることから、今後も数千坪クラスの中規模施設を中心に、テナント企業のニーズに合わせたBTS型冷凍冷蔵倉庫の開発を、首都圏をはじめ全国で予定している。
■厚木低温物流センター
所在地:神奈川県厚木市下依知字中河原701-1
構造:鉄骨造 地上2階建て
延床面積:8684.4m2
竣工:6月30日
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