ANAホールディングスは7月11日、貨物事業における将来成長に向けた大型貨物機の確保を目的に、成長の基盤となる競争力のある最新鋭機材を導入することを決定したと発表した。
同日開催した臨時取締役会では、2014年3月27日に導入を発表していたボーイング777-9型機20機のうち、2機をボーイング777-8F型機貨物専用機へ変更することを決定。導入は2028年度以降を予定している。
ボーイング777-8F型機は、双発機において最大の貨物搭載可能量で、在来機と比較してトン当たりの燃料使用量・二酸化炭素排出量・運航コストを抑制することができる最先端の大型貨物機。
ANAグループは経営の基盤である安全を堅持し、顧客の視点に立った品質・サービスの向上に努めながら、成長戦略を着実に実行していくとしている。
■ボーイング777-8F型機
全長:70.9m
全高:19.5m
全幅:71.8m
航続距離:8167km
ANA、豊田自動織機/羽田空港で無人運転の貨物搬送を試験運用