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日本郵船/郵船みらいプロジェクトで都内中学生の職業体験に協力

2022年09月02日/CSR

日本郵船は9月2日、東京都品川区の文教大学付属中学校が実施する職業体験プログラムに協力し、同社の若手の航海士と機関士計3人が外航船員の仕事を紹介したと発表した。

<当日の様子>
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同校では普段できない経験や、知らない業界の話を通じて、世界を広げるよいきっかけになればという思いで、職業体験プログラムを実施している。今回、同校からの依頼を得て、職業体験を通じて、外航船員の仕事を知ってもらう良いきっかけになると考え、協力することになったもの。

当日は、海運業、及び外航船員についての講義に加え、エンジンの分解・組み立て作業などを実施した。また、海図を用いた航海士による航海計画体験や操船シミュレータを用いた操船体験も行った。参加した学生からは「今回の授業を聞いて船に関して知ることができ、船関係のことについて少し興味を持つことができた」「船に乗ってみたくなった」との感想を得ている。

近年、世界の外航海運業界で船員需要が高まっている中、日本若年層の間では船員という職業があまり認知されていないのが実情。現在の日本人の外航船員数は2200人にとどまっている。そこで、同社では、船を身近に感じてもらい、将来なりたい職業の一つに、船員の名前が挙げられるよう“郵船みらいプロジェクト”という独自の活動に取り組んでおり、今回もその取り組みの一環。

同社は今後も“郵船みらいプロジェクト”を継続し、子どもたちに船員という職業に関心を持ってもらえるように活動するとしている。

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