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楽天/三菱商事の商品返品・返却を非対面でヤマト運輸実施

2022年12月12日/3PL・物流企業

楽天グループが運営する「楽天ラクマ」では、三菱商事と連携し、三菱商事の展開するEC商品・レンタル商品の返品および返却を非対面で行うことができる「スマリボックス」を活用し、「かんたんラクマパック(ヤマト運輸)」で「宅急便」を発送手続きする際に非対面で発送手続きができるサービスを12月12日より提供開始した。

この連携により、ユーザーは「かんたんラクマパック(ヤマト運輸)」の「宅急便」で商品を発送手続きする際、簡単な画面操作で「楽天ラクマ」アプリで発行される二次元コードを使用し、関東・中部・関西を中心に約3000か所以上に設置されている「スマリボックス」から商品を投函することが可能になった。これにより、レジなどの受付を介さず非対面かつ、伝票記入が不用で発送手続きが完了する。

「スマリボックス」は、コンビニエンスストアや駅などに設置されており、主にEC商品を返品する際に、伝票記入などの手続きなく投函するだけで返品・返却をスムーズに行うことができるサービス。「楽天ラクマ」では2019年10月より「かんたんラクマパック(日本郵便)」において、三菱商事との連携で開始した、「スマリボックス」を活用して「ゆうパケット」を非対面で発送手続きできるサービスがユーザーから好評を得ており、さらなる利便性の向上に向け「かんたんラクマパック(ヤマト運輸)」での連携を決定したもの。

「楽天ラクマ」は、二次流通や応援消費などによる「サーキュレーション市場」の創造と発展を通じて、循環型社会への実現に貢献することを目指している。今後も、個人や事業者が参加する取引を活性化させ、ユーザーに利便性と付加価値の高いサービスを提供すべく、「楽天ラクマ」の新たなECプラットフォームの構築に努めていくとしている。

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