GROUNDは12月27日、可搬重量を2倍以上の約100kgに高めたピッキング支援自律型協働ロボット「PEER(ピア)100」の提供を同日に開始したと発表した。
これにより、これまでニーズがあっても対応できていなかった重量商材領域へのサービス提供を開始する。
また、「PEER 100」の提供に伴い、GROUNDが独自開発したソフトウェア機能を拡充し、事業者のニーズに柔軟に合わせたオプションサービスとして提供を開始する。
具体的には、日々変わる物流施設内の環境や作業量などに合わせてPEERを「ピッキング作業支援」と「工程間自動搬送機」という2種類の役割に切り替えて使用できる機能を追加する。
また、事業者の要望や環境に合わせて、PEERシリーズの最適な台数と必要な作業者数などを算出する「PEERシミュレーター」を実装。同機能は、PEER導入事業者のほか、導入を検討している事業者も利用することができる。
そのほか、PEERのロボット制御システムとGROUNDの倉庫実行システム(WES)「GWES」との連携機能を実装。これにより、PEERの作業量や業務進捗を容易に可視化・分析・管理を可能にした。
GROUND/2024年問題対策、配送計画をAIが自動作成する機能提供