手荷物当日配送サービス「CARGO PASS -カゴパス-」を提供するジャパンニュースアドバンスは1月6日、サービス開始後1年を待たずに利用者数が5万人を突破したと発表した。
コロナ禍の真っ只中でサービス開始したカゴパス。福岡空港~福岡市中央区・博多区の宿泊ホテル(一部ホテル除く)間の手荷物当日配送サービスだ。
サービス開始当初は、緊急事態宣言等の影響で、空港利用者も少なく、利用者数が伸び悩んだ。 観光・出張の際、「スーツケースが移動の妨げになり、煩わしい」「コインロッカーが空いていない」「重いスーツケースを持ち、階段を登るのは危険だ」「バス・電車内のスーツケースの混載は不便だ」等の声が上がっていた。
特にコロナ禍前の福岡は、インバウンド客が街中に溢れ、大きなスーツケースを持った外国人旅行客で溢れていた。ホテルフロントも飲食店のレジ横もスーツケースが山のように溢れ、公共交通機関も人とスーツケースでごった返していた。
また、エスカレーターや階段でのスーツケース落下事故も発生し、安全面も危惧された。 「空港から手ぶらで移動できたら」「ホテルから空港までスーツケースを代わりに運んでくれたら」を実現したカゴパスは、さらに地域経済にも貢献した。手ぶらになったことで、より遠くまで観光地巡りが出来、消費増に繋がっている。
なお、福岡市中央区・博多区の配送可能エリア内のホテル提携も順調に伸び、現在190件程のホテルへの配送が可能となっている。また、ホテルから空港への配送可能ホテルは、70件程となっている(無人ホテル等、一部配送不可ホテル有)。