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川崎汽船/4~12月の売上高31.0%増、営業利益245.8%増

2023年02月03日/決算

川崎汽船が2月3日に発表した2023年3月期第3四半期決算によると、売上高7287億9100万円(前年同期比31.0%増)、営業利益805億9300万円(245.8%増)、経常利益6419億1400万円(48.0%増)、親会社に帰属する四半期純利益6382億2100万円(50.8%増)となった。

主なセグメントごとの業績は、ドライバルクが売上高2478億円(19.5%増)、営業利益231億円(56.7%増)。エネルギー資源が売上高769億円(15.6%増)、営業利益93億円(348.7%増)。製品物流が売上高3959億円(44.1%増)、営業利益6159億円(44.8%増)。

エネルギー資源セグメント(液化天然ガス輸送船事業・電力事業・油槽船事業・海洋事業)では、LNG船、電力炭船、大型原油船、LPG船、ドリルシップ(海洋掘削船)及びFPSO(浮体式石油・ガス生産貯蔵積出設備)は中長期の傭船契約のもとで順調に稼働し、安定的に収益に貢献した。

また、同社持分法適用関連会社であるONE社の業績は、当第3四半期以降、欧米を中心とした消費地での商品在庫の積み上がりやインフレによる消費意欲の減退などにより、輸送需要と短期運賃市況が低迷したが、上半期の業績が下支えとなり、前年同期比で改善した。この結果、製品物流セグメント全体では、前年同期比で増収増益となった。

通期は、売上高9400億円(24.2%増)、営業利益850億円(381.2%増)、経常利益6600億円(0.4%増)、親会社に帰属する当期純利益6500億円(1.2%増)を見込んでいる。

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