ニッコンホールディングスが2月3日に発表した2023年3月期第3四半期決算によると、売上高1588億2200万円(前年同期比8.4%増)、営業利益144億7900万円(0.8%減)、経常利益165億5500万円(3.7%増)、親会社に帰属する当期利益113億9300万円(5.6%増)となった。
セグメント別の運送事業では、貨物取扱量の回復などにより、売上高は 727億4000万円(8.6%増)となった。営業利益は、燃料価格の高騰はあったが、増収効果や輸送効率向上などにより37億5100万円(12.6%増)
となった。
倉庫事業では、国内外で継続的に行ってきた倉庫の新増設の効果などにより保管貨物量が増加し、売上高は283億8300万円(10.6%増)となった。営業利益は、減価償却の増加はあったが増収効果などにより63億 8000万円(8.2%増)となった。
梱包事業は、業務量の回復などにより、売上高は366億7800万円(前年同期比12.1%増)となった。営業利益は、外注費の増加はあったが増収効果などにより21億4800万円(7.2%増)となった。
通期は、売上高2170億円(9.5%増)、営業利益202億円(3.5%増)、経常利益223億円(3.3%増)、親会社に帰属する当期利益154億円(4.5%増)を見込んでいる。