商船三井の100％出資会社である MOL Hong Kong Limited（MOLHK）は3月16日、韓国のソウルで同国物流会社であるYALE GLS Logistics 社（YALE）と同社および同社グループ各社で共同で開発した MOL COILPORTERのリース契約を3月14日に締結したと発表した。
＜契約締結式の様子＞
＜MOL COILPORTER紹介ビデオ＞
MOL COILPORTERは、自動車などの材料となるスチールコイルをコンテナで輸送する際に、固縛する新しいセキュアリングシステム。
MOL COILPORTERは2020年4月の商品化以来、主に国内の顧客から高い評価を受け、昨年10月には神戸発沖縄向けの輸送で、安全且つ高品質な輸送サービスで1000コイルの輸送を達成している。
海外の顧客からの問合せも多数あったことから、MOLHK社で国内外の顧客のニーズに対応すべく、MOL COILPORTERの販売、リース事業を展開する体制を整備した。
今回のYALE社とのリース契約は同社およびMOLHK社で検討を積み重ねた結果、締結に至ったもの。YALE社と同社はこの契約を契機に共同で、スチールコイルの韓国発着の輸出入、および同国内輸送のソリューションとしてMOL COILPORTERの利用促進を目指すとしている。
