川崎汽船は3月24日、同社本社においてDX戦略推進とセキュリティ強化を目的としたグローバルITカンファレンス2023を開催したと発表した。
会議では、同社グローバルネットワークの主要拠点16か国・地域から約40名のIT／DX専門家集団が一堂に会し、社長・CIO、デジタライゼーション戦略グループ、ケイラインビジネスシステムズ社とともに、5400名を超える同社グループの従業員が安心して働ける強固なITインフラストラクチャー、顧客に安心・信頼を得る高度なセキュリティ対策を始め、DX戦略をベースとした各国のDXプロジェクトを題材に活発な議論とワークショップを行った。
DXプロジェクトの成果を共有することが各地での顧客サービス向上の寄与に繋がり、ITインフラストラクチャーの強化は自社内のみならず海運・物流エコシステム参画に必須な取り組みであるとの声が多数あがった。改めてIT/DX分野から同社コアバリューである安全・環境・品質の発展を支えることこそが企業価値向上につながること、本社と各国とのなお一層の連携強化を図り、各国・地域において更にIT／DX環境の改善・向上を加速させていくことを確認した。
また、2022年5月に公表した中期経営計画での事業戦略を実現するための機能別戦略としてデジタライゼーションを推進しており、今後ともステークホルダーに安心・信頼してもらえる海運プロフェッショナル集団を目指し、IT／DX分野からも企業価値向上・社会課題の解決に貢献していくとしている。
