日野自動車は4月13日、大型トラック「日野プロフィア」を一部改良し、同日に発売したと発表した。
同車両には、エンジン認証不正問題で型式指定取消処分を受けた後、国土交通省から1月31日付で型式指定を再取得した「A09Cエンジン」を搭載。新しく導入される燃費試験方法であるJH25モードでの燃費値表示に対応している。
今回の改良では、レーンキーピングアシスト、ドライバー異常時対応システム、オートヘッドランプを標準搭載し、安全運転をサポートする。
<レーンキーピングアシスト>
レーンキーピングアシストでは、走行車線の左右白線をカメラで検知し、車線を逸脱しそうになると、システムがステアリング操作を電動アシスト制御する。
<ドライバー異常時対応システム>
ドライバー異常時対応システムは、ハンドル手放し検知、ドライバーモニターII、画像センサーによる車線逸脱状態判定でドライバーの異常状態を検知すると、車内外に報知しながら制動を開始し、徐々に速度を落として車線内を維持しながら車両の走行を停止させる。
そのほか、メーカー完成車「VQ」ウイングバンの販売も開始。同車両では、シャシとボデーの組み合わせパターンが現行比1.5倍に拡大している。
東京地区希望小売価格(代表車型)は、税込2568万50円。
日野自動車/大型トラック「日野プロフィア ハイブリッド」を一部改良