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CBRE/アジア諸国の大型物流施設ポートフォリオの売却をサポート

2023年07月21日/物流施設

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CBREのキャピタルマーケットは7月21日、日本、オーストラリア、韓国に所在する8棟の先進的な物流施設で構成されたポートフォリオの売却を、海外拠点と連携してサポートしたと発表した。

<ポートフォリオに含まれる国内物流施設写真(外観)>
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アジア諸国をまたぐ大型ポートフォリオ取引は、CBRE Capital Marketsとして初めてとなる。

今回のポートフォリオ(8棟)の売買取引規模は、総額シンガポールドル(S$)914mil(約960億円)に及ぶ。このうち6物件は首都圏、中部圏、広島に所在する新築の施設で、うち5物件はESGの要件を満たすBREEAM認証を取得した施設になる。供給が逼迫した一等地に立地し、高利回りの確保も可能な、将来性が見込める収益物件のため、将来、さらなる需要拡大が見込まれている。

CBREキャピタルマーケット売買仲介部門の瀬尾 茂之戦略投資グループリーダーディレクターは、「史上初となる、日本を含む複数国にまたがるアジアパシフィックの大型物流ポートフォリオ売却が無事に完了したことを、とても喜ばしく思う。今回の取引は、CBREキャピタルマーケットの各国との強固な連携体制と、物流施設に対する高度な専門性が、顧客に評価いただいたものと捉えている。日本の物流マーケットにおいては、EC市場の拡大や3PLに対するニーズの高まり、先進的な物流施設の不足などから、高品質で収益性の高い物流施設に対し、国内外の機関投資家からの強い投資意欲が継続している。CBREキャピタルマーケットは引き続き、顧客のビジネスのさらなる拡大と成長に寄与し、国内の物流マーケットを活性化させ、地域経済の発展を目指す」とコメントしている。

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