SBS東芝ロジスティクスは9月8日、信越エリア初の自社倉庫となる「柏崎倉庫」を開発・竣工したと発表した。
＜柏崎倉庫外観＞
「柏崎倉庫」は、金沢市を始めとした北陸地域の主要都市や港を結ぶ北陸自動車道柏崎ICに近く、国道353号線沿いに位置しているなど、物流拠点として優れた交通アクセスを有している。
また、延床面積は約2000m2、鉄骨平屋建て２棟の倉庫、事務所棟及び設備棟の全4棟で構成されており、東芝の柏崎工場で生産される二次電池（リチウムイオン電池）を保管するために、十分な天井高と床荷重を確保した。
さらに、照明は消費電力の少ないLEDを使用し、事務所棟も全て省エネ基準を満たした断熱材を使用するなど、環境負荷を低減する設備を多数採用している。
＜鎌田正彦SBSグループ代表＞
竣工にあたって鎌田正彦SBSグループ代表・SBS東芝ロジスティクス代表取締役は、「このような二次電池を保管する倉庫開発はSBSグループ初であり、SBS東芝ロジスティクスで手掛けたことは記念すべきこと」とし、保管する最初の製品が安全性の極めて高い東芝製のリチウムイオン電池であることについて、謝意を述べた。
＜SBS東芝ロジスティクスの金澤 寧社長＞
また、SBS東芝ロジスティクスの金澤 寧社長は「今後は無事故・無災害で倉庫の運営にあたるとともに、地域の環境維持にも努め、小学校の跡地として周辺住民の方にとって思い出深いこの土地を有効活用させて頂きたいと考えています」とコメントした。
■柏崎倉庫概要
名称：柏崎倉庫
所在地：新潟県柏崎市大字野田 651 番7
敷地面積：6481.16m2
延床面積：2229.51m2
天井高： 有効天井高 8.0m
床荷重： 2万5000N／m2 (約 2550kg／m2)
構造
倉庫棟：鉄骨造平屋建2棟
事務所棟：軽量鉄骨造平屋建１棟
設備棟：軽量鉄骨造平屋建１棟
