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トラスコ中山/新潟県に30か所目の物流センター建設へ、在庫・出荷能力を強化

2025年10月14日/物流施設

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機械工具卸売商社のトラスコ中山は、新潟県三条市で建設中の物流センター「プラネット新潟」の上棟式を、10月10日に執り行った。延床面積は4.8万m2、保管能力は16万アイテムを有し、在庫保管能力と出荷能力の向上により、更なる即納体制の強化を目指す。

<「プラネット新潟」完成イメージ>
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<上棟式の様子>
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トラスコ中山は現在、全国28か所の物流センターに約61万アイテムの在庫を保有し、顧客の副資材調達の利便性向上を図っている。「プラネット新潟」は、2026年5月に稼働予定の「プラネット愛知」に次ぐ30か所目の物流センターとなり、同年8月に稼働を予定している。

<位置図>
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立地は上越新幹線 燕三条駅から7㎞、車で15分ほどの場所。三条市には既存のホームセンタールート向け物流センター「HC東日本物流センター」があるが、建設から約30年が経過し、建物や設備の老朽化が進んでいた。

またホームセンターの売上拡大に伴い、在庫保管・出荷能力が限界に達しつつあることから、より効率的な作業環境を構築し多くの顧客ニーズに応えるため、新たな物流センター「プラネット新潟」を建設することとした。土地・建物に約168億円、設備に約14億円を投資した。

同社は埼玉県幸手市に、最先端の物流機器を導入した最大の物流「プラネット埼玉」を構え、61万以上の在庫アイテムを保有している。

今後も在庫商品を拡大していくなかで、出荷頻度を加味しつつ、「プラネット埼玉」では高速自動梱包出荷ラインに投入できるサイズの商品を在庫し、「プラネット新潟」ではそれ以外の大物商品を保管・出荷することで、東日本全体で約80万アイテムを即納できる体制を整えていくという。

またタイや米国など5拠点から仕入れている海外メーカー商品を「プラネット新潟」で保管、全国の物流拠点への在庫補充機能を持たせるなど、ストックセンターとしての役割も担う。

なお、現在「HC東日本物流センター」に併設している「新潟支店」も、「プラネット新潟」新設に合わせて移転する。

■プラネット新潟の概要
所在地:新潟県三条市福島新田字松橋下丁431番2
アクセス:上越新幹線 燕三条駅より7㎞(車で15分)
敷地面積:7956坪(2万6300m2)
延床面積:1万4622坪(4万8338m2)
建物構造:複合構造(柱 RC 梁 S構造)、免震構造 、消雪装置
階数:倉庫4階、事務所3階
能力:保管点数:16万アイテム  出荷行数:3.5万行/日
建屋着工:2024年8月
建屋竣工:2026年5月末(予定)
出荷開始:ホームセンタールート向け:2026年8月(予定)
ファクトリールート向け:2026年10月(予定)
設計:日建設計
施工:鹿島建設
投資総額:土地・建物:約168億円、設備:約14億円

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