西日本鉄道は9月26日、長距離ランナー・設楽啓太選手が同日付で入社し、陸上競技部に加入すると発表した。
今年7月には双子の弟、設楽悠太選手が同社に入社しており、兄弟揃って同チームに在籍することとなった。
設楽啓太選手は、ジュニア時代から頭角を現し、東洋大学在籍時には全日本大学駅伝や箱根駅伝で区間賞を獲得。卒業後は、実業団の強豪・コニカミノルタ(2014~2017 年)、ロジスティード(前:日立物流、2017~2023 年)に在籍し、トラック・駅伝・マラソンの各種目で活躍するランナー。今回、弟・悠太選手に続いて同社陸上競技部に加入し、さらなる飛躍を目指す。
設楽啓太選手は9月26日付で国際物流事業本部に配属となり、東京を拠点に活動を行うが、駅伝シーズンに向け早速、福岡・九州でのチーム練習や合宿に合流するほか、スポーツ教室などの社会貢献活動にも参加を予定している。
西鉄陸上競技部は1989年の創部以来、今年で35年目を迎え、設楽啓太選手を含め14名のメンバーが在籍している。将来的には全日本実業団駅伝(ニューイヤー駅伝)入賞や、在籍選手の五輪・世界選手権日本代表への輩出を目標に掲げている。また、競技以外においてもスポーツ教室の開催など地域社会への貢献や、社内外の活性化を下支えする存在を目指し日々活動を行っている。同社は設楽啓太選手の加入により、チーム力のさらなる底上げとともに、西鉄グループの結束力強化にもつながるものと考えている。
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