サカイ引越センターが10月31日に発表した2024年3月期第2四半期決算によると、売上高570億7000万円(前年同期比4.9%増)、営業利益70億8800万円(12.4%増)、経常利益71億8300万円(11.8%増)、親会社に帰属する四半期純利益48億600万円(7.3%増)となった。
同社グループでは、2024年問題への対応をはじめとした待遇改善など、高品質なサービスを維持するためコストが増加したが、作業件数は41万2731件(0.6%増)となり、引越単価も前年同期比で2.9%増と上昇し、引越事業は好調に推移。また、第1四半期から新世紀サービスとキッズドリームを連結の範囲に含めたことで、増収増益となった。
通期は、売上高1137億8900万円(3.9%増)、営業利益124億3700万円(5.0%増)、経常利益127億700万円(5.2%増)、親会社に帰属する当期純利益88億9700万円(8.4%増)を見込んでいる。
サカイ引越/4~12月の売上高4.6%増、営業利益11.4%増