NX総合研究所は10月31日、「企業物流短期動向調査」の9月調査結果を発表した。
それによると、7~9月実績(見込み)の「荷動き指数」はマイナス 14。前期(4~6月)実績より1ポイント低下した。10~12月見通しの「荷動き指数」はマイナス6。今期から8ポイント上昇する見込み。
2020年4~6月実績では、コロナ・ショックの影響により大幅に低下。7~9月実績で上昇に転換。以降、大幅な上昇が続き、2021年4~6月実績ではプラス16と、2018年10~12月実績以来2年半ぶりにプラスへ浮上した。7~9月実績で10ポイント低下したが、10~12月実績では再び上昇した。
2022年1~3月実績では、まん延防止等重点措置の実施の影響などにより再び低下。4~6月実績ではさらに低下し、2021年1~3月実績以来のマイナス。以降、水面下の推移が続いている。また、2023年1~3月実績以降は3期連続で2桁のマイナスと低迷。10~12月見通しでは上昇の見込みながら、下振れの可能性大となっている。
NX総研/1~3月荷動き指数マイナス17、4~6月見通しは上昇の見込み