プロロジスは2月15日、岩手県紫波郡矢巾町と、「災害時等における施設の提供協力に関する協定」を締結し、同月14日に矢巾町役場において締結式を執り行ったと発表した。
<左から、プロロジス山田御酒 社長、高橋昌造 町長>
同協定により、災害発生時に矢巾町からの要請に応じて、プロロジスが町内で運営す る物流施設 「プロロジスパーク盛岡」の一部を、避難車両の受け入れ場所および車中泊避難場所として提供する。
<プロロジスパーク盛岡>
また、トイレ設備や水道設備の利用や、矢巾町が発信する情報、使用施設周辺の被害状況、道路状況等の情報を提供し、車中泊避難者の支援に努める。
プロロジスは、これまでも物流施設を運営する地域における自治体・行政機関との災害支援協定を締結しており、今回が13件目となる。これに加え、関西圏のプロロジスパークを対象に、ポプラと「災害時の物資供給に関する協定」を締結している。
プロロジスパークは、効率的な荷物の保管・搬出が可能な先進的物流施設。また、施設の堅牢性、非常時にも車両がアクセスしやすいランプウェイやスロープ、BCPを考慮した設備・仕様、快適性に配慮したアメニティ設備などを備えている。これらの施設特性を活かし、災害対策において市町村と連携することで、地域の方々の安心・安全を支援することを目指すとしている。