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日本GLPと名古屋市/災害時の支援物資の集積等で協定

2024年04月02日/物流施設

日本GLPは、名古屋市と「災害時における支援物資の集積・輸送拠点等に関する協定」を締結したと発表した。名古屋市が災害時の支援等で物流施設デベロッパーと協定を締結するのは今回が初めて。

協定内容は、地震、風水害その他による災害が発生した際、あるいはその恐れがある場合、名古屋市と日本GLPで連携して「GLP 名古屋守山」において迅速に災害対応体制を整えるというもの。

<「GLP 名古屋守山」外観>
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<災害派遣等の従事車両の待機場所候補地(1階車路)>
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「GLP 名古屋守山」は日本GLPが開発し所有・運営する名古屋市内の先進的マルチテナント型物流施設。

日本GLPは、市の要請に応じて「GLP 名古屋守山」の倉庫スペースを支援物資等の集積や輸送拠点となる一時保管場所として提供する。また、1階の車路にある共有スペースを災害派遣等の従事車両の待機場所として提供することで、円滑な救援活動を支援し、救援物資のよりスピーディーな輸配送に貢献する。今後は同協定に基づき、防災啓発行事や総合防災訓練等を共同で実施する予定で、有事の際に地域住民の安全な暮らしをサポートする体制構築を推進する。

名古屋市は「『GLP 名古屋守山』は堅牢な施設であり、非常用発電機の設置や、停電時の照明確保など、BCP 対策が随所に施されているため、災害に強く、地域の安心・安全な暮らしに繋がることと期待している」とコメントしている。

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