鴻池運輸は10月1日より、インドのグループ会社を統括会社化することを発表した。
インド事業の拡大に伴い、今後のビジネス展開を加速させるため、インドのグループ会社Konoike Asia (India) Pvt. Ltd.を、Konoike India Pvt. Ltd.(KIPL)へと社名変更、KONOIKEグループのインド国内の各現地法人を束ねる統括会社として、10月1日より新たな事業を開始する。
鴻池運輸は、インドにおいて2008年の拠点開設以降、フォワーディング、エンジニアリング、鉄道輸送、メディカル事業を展開。さらに鉄鋼事業への参入も計画し、大きな需要増と高成長が想定されるインド市場での業容拡大・深化を進めている。
統括会社KIPLは、インドにおける横断的な事業展開を統率しながら、ガバナンス機能・コンプライアンスを強化し、一元管理による業務・経営の効率化を図るとしている。
鴻池運輸は、インド事業を「中期経営計画」(2023年3月期~2025年3月期)の注力事業の一つとしており、インドを第2の創業地とも位置付けられるよう、さらなる事業拡大を目指していく。
鴻池運輸/インド医療器材滅菌事業会社の株式取得で事業展開加速