ジェネシア・ベンチャーズは10月4日、Logipeace(ロジピース)に出資したことを明らかにした。
ロジピースは、海運事業者向けコミュニケーションプラットフォーム「Shipeace(シッピース)」を提供している。
「シッピーズ」は、貨物船舶の運航に携わる人々の情報共有を一括でおこなえるプラットフォーム。社内外を問わず、デバイスからいつでもどこでも船舶の運航状況やそれに付随する情報を確認できる。
これまでは、メール・チャット・電話・紙の書類などコミュニケーションの種類が多いだけなく、企業間や個人間で情報共有の連絡方法が異なっていたため、情報の見逃しや運行状況の把握に支障をきたすなどしていた。属人的な管理によるトラブルや、情報検索にかかる時間など、こうした事情から起こる問題を解消するため、「シッピーズ」は誕生した。
現在は、プロジェクト管理とコミュニケーションにおける物流業務のセミオート化を目標に、生成AIによるアウトプット基盤を作成中だ。資金調達を通じて、開発体制の強化と提供スピード・精度向上の加速を進めていく。
今後は、人材教育だけでなく、外国人労働者や経験が少ない人でも働ける環境を創出し、人材不足に貢献できることを目指す。
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