日本ロジスティクスシステム協会(JILS)は、2025年度物流コスト調査を開始した。回答は9月30日まで受け付けている。
<報告書イメージ>
物流コスト調査は、通商産業省(現・経済産業省)が定めた「物流コスト算定活用マニュアル」に基づき、荷主企業(子会社を含む)の売上高に占める物流コスト比率などについての調査を毎年実施しているもので、製造業や流通業(卸売業・小売業・外食業)などから多数の回答を得ている。
物流コスト調査に参加することで、荷主企業は「自社物流コストの可視化」「物流コストに関する基礎データの取得」「同業種(平均値)との比較評価」が可能となり、物流危機への備えとして自社の現状点検にも役立てられるという。
調査報告書では、荷主企業の対売上高物流コスト比率の推移/物流コストの業種別動向/ロジスティクスKPIの動向/物流コストの値上げ動向/物流施策の実施状況/物流効率法への対応状況などを取り扱う予定。
また、国の統計データに基づいた日本全体のマクロ物流コストの推移も毎年掲載している。
なお調査に回答した企業には後日、事務局から調査報告書が進呈される。
■問い合わせ
日本ロジスティクスシステム協会
物流コスト調査担当:三谷(みたに)
E-mail:mitani@logistics.or.jp
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