五十嵐冷蔵は12月9日、ベトナムのタイニン省カンジュオク県のロンハウ工業団地で、冷蔵倉庫建設に向けた地鎮祭を執り行った。
建設される「ベトナム冷蔵倉庫」は、冷凍・冷蔵・定温・ドライ合わせて約1万1000パレットに対応する移動ラックなどを備え、延床面積は1万8556m2。2026年1月に着工し、2027年6月の竣工を予定してる。
五十嵐冷蔵は日本国内11拠点の冷蔵倉庫事業に加え、1990年に進出したタイでは冷蔵倉庫3拠点を展開。人口約1億人、平均年齢約30歳前半のベトナムでも食品流通拡大の一翼を担う冷蔵倉庫を建設することで、海外事業の成長と日本国内で重要な働き手となっているベトナム国民への貢献を目指す。
■ベトナム冷蔵倉庫の概要
所在地:ベトナム社会主義共和国タイニン省カンジュオク県ロンハウ工業団地内
敷地面積:3万6600m2
延床面積:1万8556m2
収容能力:約2万2000パレット
自動ラック設備:冷凍約1万1000パレット
移動ラック設備:冷凍・冷蔵・定温・ドライ約1万1000パレット
その他設備:急速凍結設備、解凍設備、省エネルギー自然冷媒冷凍機、太陽光発電設備(1067kWp)、自家発電設備、陽圧空調システム、テナント用レンタルオフィス(5部屋)
工期:2026年1月~2027年6月
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