サカイ引越センターが11月10日に発表した2026年3月期第2四半期決算によると、売上高607億2400万円(前年同期比2.6%増)、営業利益65億3100万円(1.1%減)、経常利益66億7500万円(0.9%減)、親会社に帰属する四半期純利益43億円(5.2%減)となった。
引越業界は、移動者数は横ばいで推移しているものの、新設住宅着工戸数は、法改正に伴う駆け込み着工の反動により減少傾向が見られ、依然として厳しい状況が続いている。
このような状況のもと、グループでは従業員の定着率向上および採用力の強化を目的として、継続的な待遇改善や新ユニフォームの配布などの施策を推進してきた。
しかしながら、これらの取り組みに加え、個人株主の増加に伴い株主優待にかかる費用も増加したことから、営業利益は前年同期を下回る結果となった。
通期は、売上高1254億8200万円(3.7%増)、営業利益130億8600万円(1.2%増)、経常利益133億6800万円(1.7%増)、親会社に帰属する当期純利益89億1500万円(1.7%増)を見込んでいる。
南総通運 決算/4~9月の売上高2.5%増、営業利益1.5%減