凸版印刷は7月25日、短納期・小ロットに対応した雑誌、書籍、コミックなど多品種向けの印刷・製本一貫製造ラインを新設、2011年8月より本格稼動を開始すると発表した。
<左:新導入した、オフセット枚葉両面印刷機 、右:川口工場・新棟外観>
今回、凸版印刷は市場からの短納期・小ロットのニーズに応えるため、川口工場に新棟を建設するとともに、印刷・製本一貫の製造ラインを新設した。
新ラインでは枚葉両面機を導入、従来の川口工場の設備とこれまで培ったノウハウを組み合せることで、雑誌、書籍、コミックスなど様々な出版物に対応が可能になった。
また、新ラインではインプラント化による短納期への対応や、大ロットから小ロットまでのシームレスな対応、高い品質保証を実現した。
凸版印刷は、今回の新製造ラインにおいて、2011年度で15億円の売上を見込んでいる。