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キリングループロジスティクス/外販に注力、広域営業支社を設立

2016年01月20日/SCM・経営

キリングループロジスティクスは1月19日、広域営業支社を新たに設置する4月1日付の組織改定を発表した。

<キリングループロジスティクスの加藤社長>
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組織改定は2018年までの3か年中期経営計画で掲げた「全社一丸となってグループ・外販のシナジーを最大化し、持続的な成長と安定した収益基盤の確立」の実現を加速する目的で行った。

北海道支社、東日本支社、西日本支社、九州支社の現在の4支社体制から、新規の大規模・広域顧客開拓に特化した専門部署として広域営業支社を設立し、持続的な成長基盤の確立を目指す。

キリングループロジスティクスの加藤元社長は「もっとも大切なのはキリン品質と呼ぶ「運びきる力」「品質」「提案力」。

中期経営計画では、これまで積み上げてきたこのキリン品質で外販に挑戦する。グループ内で評価されてもそれは本物ではない。社の成長軌道を描くためにも、外販拡大の目的を明確にして、全社で挑戦する領域と位置付けている。そのための広域営業支社の設立だ。現在外販の売上高は170億円弱で、3年後には200億円程度にまでしたいが、目標数値は敢えて決めず、キリン品質で提供できる業務を最優先で実行していきたい」と話した。

なお、キリングループロジスティクスの2015年度の売上高は642億円で、前期比3.7%増、予算に対しても2.2%の増だった。

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