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ANA/4~12月の貨物収入は国内線は3.1%減、国際線は5.8%減

2016年01月29日/決算

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ANAホールディングスが1月29日に発表した2016年3月期第3四半期決算によると、国内線貨物収入は244億円(前年同期比3.1%減)、国際線は883億円(5.8%減)だった。

国内線貨物は、航空貨物需要が伸び悩むなか、予約販売システムを活用して、貨物代理店へ空きスペース情報をリアルタイムに提供することで、需要の取り込みに努めた。また、沖縄からの花卉(かき)需要が高まる12月に羽田=沖縄線の貨物臨時便を設定する等、需要の取り込みをはかったが、円安の影響により国際線から転送される貨物が減少したこと等から、輸送重量・収入ともに前年同期を下回った。

国際線貨物は、拡大した旅客便ネットワークを活用して需要の取り込みをはかった他、貨物便ネットワークでは、10月より成田-厦門-沖縄線、成田-青島-沖縄線を新規開設する等、沖縄貨物ハブを活用したアジア域内の三国間輸送貨物やエクスプレス貨物を取り込んだが、日本発貨物や、円安の影響を受けた海外発日本向け貨物が伸び悩んだこと等から、輸送重量・収入ともに前年同期を下回った。

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