千趣会は10月26日、業績悪化に伴い中期経営計画を見直し、在庫削減を行うことで、物量減と自社倉庫への集約による賃借料の削減を進めると発表した。
通信販売事業における早期の業績回復と安定化を実現するため、抜本的な事業構造改革が必要と判断したもので、事業規模の適正化・過度なECシフトにより大幅に増加した商品型数を削減することにより、従業員の業務量を削減し、在庫・商品損益の管理機能を改善する。
ベルメゾン事業の在庫水準の適正化に向け、2018年12月期中にセール販売等により在庫を縮減する。
オペレーション改革・生産リードタイムの短縮とモニター調査の効果的な実施により、商品発注予測の精度を向上させ、正価販売割合の向上と余剰在庫の抑制を図る。
さらに、45歳以上の正社員と全契約社員を対象に280名の希望退職者の募集も行う。