サイブリッジグループのERY JAPANは6月11日、実証実験中のオープン型宅配ボックス「ERYBOX」を、森トラストグループが運営する東京都港区の城山トラストタワーに設置したと発表した。
<ERYBOX>
<城山トラストタワー>
<稼働内容>
6月6日から利用を開始しており、佐川急便とココネットが扱う荷物や、実証実験に参画している一部ECサイトで購入した商品を受け取ることができる。
ERYBOXは、再配達の削減・効率化や場所・時間に拘束されない荷物受取の実現を目指しており、城山トラストタワーのほかにはNTT東日本の局舎ビル・駐車場に設置されている。
今後は、実証実験で挙げられた課題の改善・解決を行った後、台数や提携するEC事業者・物流事業者の拡大、都内外の自治体との取り組みなどを予定。また、24時間可動しているスペースとして、通常の荷物受け取り以外にも利用方法を広げていく方針で、物品の受け渡しやERYBOXの電源を拠点としたサービスなどについて事業者と提携を推進していくとしている。