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マニュジスティックス/デルタ航空が価格・収益最適化ソリューションを活用

2001年06月21日/未分類

米国マニュジスティックス社は、デルタ航空が、航空業界向け価格・収益最適化ソリューションでNetWORKS Airline Revenue Optimizerによって、大きな成果を上げていると発表した。
デルタ航空で「The Phoenix System」と呼ばれているこのソリューションは、2000年4月に導入され、将来需要の可視性を高めるとともに旅客収入の増加に貢献している。デルタ航空の2000年度年次報告では、堅調な需要に加え、収益管理システムの改善が、北米路線旅客収入の11パーセント増および国際線旅客収入の20パーセント増に寄与したとしている。同社の収益管理担当バイスプレジデント、ハーラン・ベネット氏も、「The Phoenix System」の導入以降、大幅に収益が増加したと述べている。
マニュジスティックスのこのソリューションは、RASM(revenue per available seat miles::有効座席マイル当り収入)を増加させると同時に利用率を改善するよう設計されており、旅客収入を一航空会社あたり 約3~7パーセント増加させることができる。フライト履歴、キャンセル率、ノー・ショウ(予約取消せず利用もしなかったケース)パターン、最新予約状況などをすべて分析し、フライトごとに、様々な乗客分類(「バケット」)に対する詳細かつ正確な需要予測を行うことが可能になる。こうしてバケットアベーラビリティ(顧客分類毎の予約状況)を最適化し、予想される需要から最大限の収益をもたらすことができる。
デルタ航空はこのソリューションを活用し、同社が世界中で運航する約5 000フライトの各々について毎日平均25件のバケット予測を作成し、最長368日先までの需要を算出してる。1日当り約1億8 000万件、年間では660億件強の需要予測を作成することになる。
デルタ航空は、より正確な需要予測を可能にするマニュジスティックスのこのソリューションにより、競合や販売・広告活動の状況などに応じて、毎日何百万回にもわたる収益拡大の調整を自動的に行っている。このソリューションは、人的介入を必要とするフライトについては担当者に報せる警告機能も装備している。

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