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住友電工システムズ/GIS構築ツール「PowerAtlas」Ver1.5リリース開始

2001年06月25日/未分類

住友電工システムズ(株)(東京都文京区関口1-43-5、高阪悠二社長)は、VisualBasicで、GISの構築ツール「PowerAtlas」のVer1.5バージョンをリリースした。
POWER ATLASは、管理したい対象物を地図(デジタルマップ)上に表示させるための地図情報システム構築ツール。様々なツール及び機能を使うことにより、利用のデータベース[本店・支店の売上情報、施設の情報、不動産物件情報、患者情報etc.]を地図(デジタルマップ)上に展開させたり配送拠点から配送地点までの距離を求めたりすることができ、業務に適したシステムを簡単に短期間で構築することができる。
特徴は次の通り。
1.様々な業種において独自のデータを重ねあわせて表示(256種類)することができる。
2.10万個の独自のマークを持てるので、余裕を持ってレコードのマッピング(データの位置情報化)が行えます。
3.ルート検索(スタートとゴールを設定すると最適なドライブルートを検索)が行える。
4.地名のあいまい検索を行う機能と地図上をクリックすることにより、その地点の住所(町丁目)を得ることができる逆検索機能がある。 また、家形対応詳細版地図と組み合わせることで、号、番地レベルまでのあいまい検索、逆検索が可能となる
5.様々な業務を想定した「サンプルプログラム」が付属。サンプルプログラムをテンプレートとして使用すれば、簡単に短期間でシステムを構築することが可能。
6."VisualBasic" "Visual C ++"といった汎用開発ツールが使えるので、簡単に・短い作業工程で構築することができる。
7.豊富なコントロール機能
地図コントロール
基本地図表示からピンレイヤーを搭載した地図操作までを、単独で実現する。
ルートコントロール
単独で距離・時間を算出し、その経路を地図上に表示する。
マークコントロール
地図コントロールと結合してAtlas Mate(同社の地図パッケージ)で作成されたマークファイルをPOWER ATLAS地図上に表示。
図形コントロール
地図コントロールと結合して、領域や境界線を生成し、地図上に表示。
地名検索コントロール
単独で地名あいまい検索や行政界領域の検索が可能。
導入事例として
1) 物流の管理を地図上で視覚化。
・拠点データを地図上に置き、本店・支店または、顧客などへの配送ルートの最適化が可能
・車両の手配などの時間(time)、費用(cost)、積載量(load)などをまとめて管理することが可能
2)PHS、携帯電話又は無線機付き車両専用装置を利用した 動的な位置情報を管理。
・営業マンの位置管理
・災害時の社員の位置管理
・運搬車両の位置追跡
3) 商圏を地図上で視覚的に管理。
・顧客データを地図上に展開し、マーケティングを視覚的にキャッチ
・在庫データをグラフで表示し、平均化、ニーズによる最適な配置が可能(グラフは、"Microsoft Excel"等を使用します)
・各種調査データを地図上に展開可能
・管理区域の処理状況を表示
価格
●地図開発キット:34万円
開発キットを利用し地図アプリケーションを開発します。開発したアプリケーションは、再配布自由ですが、地図のライセンスが、1CPUにつき、1つ必要。
●クライアント地図(CD-ROM):(6万円~)
 開発したアプリケーションを配布する場合に、1CPUについて1ライセンス分のクライアント地図が必要。
地図は、以下から必要なものを選択します。
(1) 全国道路地図CD:6万円
(2) 地域詳細版CD:(1地域)12万円
(3) 家形対応詳細版CD:(1地域)15万円
(4) 家形対応全国DVD版(受注生産)

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