川田工業(株)は、研究用人間型ロボットisamu(イサム) を開発した。
isamu(イサム)はRoboCraftのヒューマン・インタラクティブ・モーション・コントロール技術の頂点として開発された人間型ロボット。
東京大学の井上・稲葉研究室で開発された「H6」及び「H7」の歩行制御システム技術を継承しており、ジョイスティックによる可変速度2足歩行、25cm程度の段差の昇降、視角センサを利用した人物の判定、手部グリッパによる任意把持力の設定が可能。
* 仕 様
寸 法
全 高:1468 mm
全 幅:604 mm
奥 行:326 mm(足先まで)
全備重量:55 kgf
頭 脳 Intel Pentium III 1GHz×2
OS:RT-Linux
その他 センサ:ステレオカメラ、加速度センサ、触覚センサ
音 声:マイク&スピーカ内臓
電 源:内臓バッテリ/外部電源
* 経緯と今後
RoboCraftはこれまでにも、前述の東京大学のH6とH7の詳細設計を含む製作のほか、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)が推進する、透明性のあるロボット開発プラットフォームの提供というコンセプトに基づく「人間協調・共存型ロボットシステム研究開発(HRP)」プロジェクトに参画するなど、人間型ロボットの研究開発を行ってきた。
RoboCraftではここから得られた技術に加え、ヘリコプタを主とする航空機の研究開発で獲得してきたメカトロニクス技術等を応用し、今後市場の拡大が見込まれる「機械システムが人と協調して作業ができるモーション・コントロール(ヒューマン・インタラクティブ・モーション・コントロール)技術」の開発や、ロボット等の要素部品の商品開発を行っており、isamu は、それらの開発用テストベッドとして利用して行く予定。
* 特 徴
最大約2km/h(0.56m/s)の可変速度2足歩行が可能
ジョイスティックによる任意方向の移動が可能
つま先軸の追加により、歩行速度と階段登坂能力が増大
画像センサにより距離感の認識や人物の判定が可能
握力センサにより任意の把持力が設定可能
航空機の設計・製造技術を応用し、軽量高剛性を実現
川田工業製のオリジナル小型・高出力モータドライバを搭載
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川田工業/研究用人間型ロボットisamu(イサム) を開発
2001年07月19日/未分類
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