農林水産省／平成１４年度予算概算要求

農林水産省の平成１４年度予算概算要求における物流分野の主な内容は下記の通り。
○生産者と消費者の多様な結びつき等による食品
（食品基幹物流高度化事業（新規） 7億円、）
・鉄道等を利用した低温一貫輸送体制を構築するため、食品低温流及・定着、国産食材の利用促進等により食料消費通ターミナル、クールコンテナ等輸送機器の整備を行うとともに、対策を推進。
往復輸送・混載輸送に必要な情報ネットワークを整備。
（生鮮品共同配送事業（新規） 4億円）
・生鮮品小売業者が、卸売市場からの仕入れ・配送・加工を共同で行うための施設等の整備、共同配送システム構築に必要な機器整備等を実施。
（食品流通高度化プロジェクト事業（拡充） 20億円）
・野菜等の流通におけるコスト削減を図るため、最新の情報技術を活用し、革新性・経済性に優れた食品流通ビジネスモデルの開発。
○ 生産サイドと消費サイドの対流を踏まえ、水産物流通システムと水産加工業の改革を推進。（水産物サプライチェーン流通パイロット事業（新規） 7億円）
・生産者と消費者を結ぶ供給プロセス（サプライチェーン）を改革
し、流通経路の簡素化や物流の合理化、生産・流通・消費地間での情報共有体制等を構築するための機器・流通資材の整備等を実施。