バーン社は、東京エレクトロン(株)(TEL)の子会社である東京エレクトロンアメリカ(TEA)から、iBaanソリューションの大口受注があったと発表した。
TELは世界の半導体メーカーに最新機器の技術を提供するリーディングカンパニーで、現在インターネットを利用したiBaanソリューションへの投資を進めている。
今回TELが導入するのは、iBaan E-Procurement およびiBaan Decision Managerで、TELのビジネスインテリジェンスの大幅な向上とオンライン上での調達機能を高め、サプライチェーン全域の視認性の向上、また顧客と仕入れ間とのコラボレーティブコマースの拡大に貢献する。
TELは、アメリカでiBaan Decision Managerの新バージョンを初めて導入する企業となり、TEA本社がこれを導入することになる。
iBaan Decision Managerは、データベースなどに隠れて活用されていない知識やトレンドを有効利用できるようにし、全社的な戦略的意思決定をサポートする。
一方、iBaan E-Procurementは、TELのリードタイム短縮とコスト管理の向上を促進し、調達担当者とバイヤー、仕入先を安全なオンライン購入環境でつなぐ。また、ワークフローをベースにした承認のためのエンジンは、バイヤーやマネジャーが購入する製品の位置関係をより明確にしながらも、少ない時間でより多くの注文を処理できるようにする。E-Procurement用のiBaan Decision Managerテンプレートは、TELが間接的支出の分析や契約交渉プロセス向上の機会を提供し、大幅なコスト削減をサポートする。
TELアプリケーション開発マネジャーであるRobert Oberwetter(ロバート・オバーウェッター)氏は、「iBaanソリューションは、会社全体の視認性を増し、顧客ニーズにより早く、より簡単に対応するという能力を与えてくれました。iBaan ProcurementとiBaan Business Intelligence Suiteで、我々はインターネットを利用した完全統合ソリューションに向けて大きく前進しています。また、このソリューションは、我々のビジネスプロセスに合わせて簡単にカスタマイズが可能で、今後いつでもオンタイムで会社全体の状況が把握できるようになります。」と語っている。
オバーウェッター氏はさらに「iBaan E-Procurementを導入することで、発注側も受注側もより簡単に注文の状態を認知することができ、物流の過程がより明確になります。このことが我々の処理コストを削減させ、望ましくない単独での調達を減らし、生産性を向上させ、さらには調達の過程全般において、情報の質が高まることを期待しています。またiBaan Decision Managerは、仕入先の評価、販売実績、プロジェクト管理、資源利用分析や棚卸状況などについてレポートや分析を提供してくれるので、重要な判断を下す際により多くの有用な情報が入手できるようになります。」と述べている。
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東京エレクトロン/iBaanソリューションを採用し、サプライチェーン全域の視認性を向上
2001年09月24日/未分類
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