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東京エレクトロン/GXSのB2Bアウトソーシングサービスを採用

2009年07月22日/IT・機器

GXSは7月22日、半導体製造装置・フラットパネルディスプレイ(FPD)製造装置開発・製造・販売の東京エレクトロンが、RosettaNetに対応したGXS Managed Servicesを採用したと発表した。

東京エレクトロンは、日本国内だけでなく海外の取引先と受発注など毎月大量のEDI業務を行っていたが、これまで長期にわたり、RosettaNet対応のデータフォーマット変換や通信に必要なソフトウェア/ハードウェアの構築・運用を自社の情報システム部門で行っていた。

このための初期開発、機能拡張・維持管理、バージョンアップの対応など多額の費用やリソースを必要としていたが、グローバル規模でのRosettaNetベースのEDIやB2Bシステム運用強化と業務効率化の向上に目的に、自社運用からアウトソーシングサービスに移行を決め、RosettaNet対応実績を持つGXS Managed Servicesを導入することになった。

自社でB2Bシステムを構築しようと見積もったところ、6か月以上かかる予定だったが、GXSのManaged Servicesを使用した場合、予定していた半分の3か月で構築できることが判明した。

GXS Managed Servicesは、B2Bシステム運用を全てGXSで引き受け、国内外の取引先の要望に迅速に対応するもので、B2Bのeコマースシステム管理維持に必要な人員、プロセス、技術を提供する包括的なB2Bのアウトソーシングサービス。

B2Bのシステム管理運用をGXSにアウトソースすることによって、企業は、ハードウェア、ソフトウェア、人材などに余分な投資をしなくても、B2Bインフラを構築し、拡大することが可能になる。販売開始以来、国内外で多くの採用実績がある。

GXS Managed ServicesはRosettaNetをはじめ、UN/EDIFACTやANSIX.12、CII/EIAJ、ユーザー固有フォーマット、アプリケーション固有フォーマット(SAPのIDOCなど)などのさまざまなプロトコルに対応しており、多様な企業間電子商取引をシームレスに統合することが可能だ。

GXSの田中良幸社長は、導入のメリットとして、「コスト削減とともに、取引先との接続に関する俊敏性」の2点を指摘している。

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