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ユニケソフトウェアリサーチ、カシオ情報機器株、カシオ計算機/調剤薬局向け情報システムで提携

2001年10月03日/未分類

(株)ユニケソフトウェアリサーチ、カシオ情報機器(株)、カシオ計算機(株)の3社は、保険調剤薬局向け情報システムの分野で包括的な業務提携し、ユニケソフトウェアリサーチ製のアプリケーションを搭載した保険調剤薬局向けの新システムをカシオ計算機が開発。カシオ情報機器を通じて10月1日より発売を開始した。
地域医療における保険調剤薬局の役割は、医薬分業の進展に伴い、ますます重要になってきている。分業率は数年内に60%へと増大し、それに伴う薬局数の増加が見込まれている。一方で、小型多店舗化、系列チェーン化など薬局の統廃合も進んでおり、経営面では激烈な競争にさらされている。こうした状況の下、経営効率の改善、および患者サービスの向上を実現する手段として、最新のITを駆使したトータルソリューションの提供が求められている。
ユニケソフトウェアリサーチは、会社設立当初から調剤薬局向けのシステムを独自で企画・開発し提供する一方で、グループ会社で自ら調剤薬局の経営も行い、そこでシステムの検証と、新商品企画へのフィードバックを行うという、まさに調剤薬局の経営と業務に精通した、業界屈指のソフト開発会社であり、その顧客数も10%以上のシェアを占めるまでに至っている。
カシオ計算機はシステム事業の一環として、特定業種に特化したソリューション提供に積極的に取り組んでいます。調剤薬局向けのシステムは、カシオ情報機器の充実した販売網を通じて展開しており、中規模以上の薬局を中心に高い信頼を獲得している。さらに、薬袋印刷に対応した高速カラーページプリンタなど、各種ハードウェアの技術開発でも定評がある。
業界に精通したユニケ社のソフト開発力・提案力と、カシオグループの技術開発力・販売網を結集し、従来の枠組みを超えた新しいパートナーシップを確立。各社が得意分野に資源を集中することで、最新のトータルソリューションをいちはやく提供する。
第一弾として、ユニケ社のソフトを機能強化した新システム(詳細は下記)をカシオ計算機が開発し、カシオ情報機器より販売。さらに、ユニケ社の代理店にも新システムを提供するなど、販売面でも相互に協力を進め、今後三年間で同市場におけるトップシェア(30%)を目指す。
将来的には、カシオ独自のセキュリティ技術など先端テクノロジーを駆使した専用機の開発や、調剤薬局向けのネットサービスの共同開発なども視野に入れていく。3社の特性を最大限に活かし相互に補完することで、薬局経営の効率化をサポートするとともに、“かかりつけ薬局”としての新しい機能を提案し、地域社会の医療・福祉の充実と質的向上に貢献していく。

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